今日ぼくは、ゴッホに会った


一枚の絵の前で、動けなくなった
心臓の音が大きくなる
全身の細胞が
沸き立つのを感じる
一筆、一筆が、何かを訴えかけてくる
一歩
近づく
瞬間、
絵の中から大きな大きな手が伸びてきて
ぼくの命を
力いっぱい握りしめた

苦しい
息ができない
動けない
動きたくない

生きている自分 を
これでもかと
突きつけられた
生きろ、と、
もがいてもがいて、のたうちまわって、全部全部うけとめて、
そうやって、
進め、と。

遠く離れると
とってもやさしい、一枚の美しい風景画だった
だけど もう一度近づくと
やっぱりそれは、泥臭く もがきつづける、生きている命だった

まぎれもない
彼の命

確かに
そこには
ゴッホがいた

2016.12.11
ゴッホとゴーギャン展

本物は、やっぱり本物でした。

初ライブの記録。(@新宿紅布)

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